御城印を集めるに当たって、外せないお城が「国宝」のお城です。
日本では天守が国宝に指定されているお城が5つあり、いずれも江戸時代から残る、特に歴史的に価値が高いと国に認定されている天守です。
国宝の5つのお城を総称して「国宝5城」と呼ばれています。
現在では300以上のお城が御城印を配布していますが、まず御城印を集め始めるのにはうってつけ。
この記事では国宝5城の御城印を紹介していきます。
松本城の御城印
松本城は戦国時代の永正年間(1504~1520年)に造られた深志城(ふかしじょう)が前身。(どのように松本城築城に引き継がれたかは不明)
国宝の天守群は大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の5棟で形成されており、 五重六階の天守としては日本最古です。
御城印発祥の城と言われており、30年前に「天守登城記念朱印符」という名称で販売が開始され、2018年11月からは第3代藩主・小笠原秀政の印章がデザインされた御城印も販売されています。
販売場所 | 松本城管理事務所 |
料金 | 1枚300円/2種類セット500円 |
頒布方式 | 書き置き(印刷) |
詳細ページ | 松本城の御城印|販売場所はどこ?いくらで買えるの? |
犬山城の御城印
犬山城は織田信長の叔父である織田信康が室町時代の1537年に築城したお城。
木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた天守は現存最古とされています。
犬山城の御城印は犬山城にゆかりのある 徳川 、織田、豊臣氏と第13代~第25代まで13代続いた城主・成瀬氏の家紋でデザイン。 紙は「美濃和紙」が使用されています。
販売場所 | 犬山城前観光案内所 |
料金 | 300円 |
頒布方式 | 書き置き(印刷) |
詳細ページ | 犬山城の御城印|販売場所はどこ?いくらで買えるの? |
彦根城の御城印
彦根城は1622年に完成したお城。井伊直継・直孝によって約20年の歳月をかけて建設されました。
ゆるキャラブームの火付け役「ひこにゃん」や桜・紅葉の名所としても有名です。
彦根城の御城印は赤備えをイメージした赤い紙を使用。
左上に井伊氏の家紋「彦根橘」、右上に旗印の「井桁」、右下に投手の通字「直」を押印しています。
右側に記されている「月明 彦根の古城」は月明かりに浮かび上がる彦根城の風景の美しさを表す言葉です。
販売場所 | 彦根城管理事務所 |
料金 | 300円 |
頒布方式 | 書き置き(印刷) |
詳細ページ | 彦根城の御城印|販売場所はどこ?いくらで買えるの? |
【9月限定で再販売中!】姫路城の御城印
姫路城は1993年12月に奈良の法隆寺とともに日本で初めてユネスコ世界文化遺産に認定されたお城。
真っ白な姿が印象的で、その優美な姿から「白鷺城」の相性で親しまれています。
姫路城の御城印は姫路藩酒井家2代藩主酒井忠以がモチーフとなっており、日記から抽出された文字、家紋などがあしらわれたデザイン。
2020年2月限定で販売され、現在は販売終了しています。
※9月限定で再販中!
販売場所 | 姫路城内売店(姫路観光コンベンションビューロー直営店)※姫路城出改札横 |
料金 | 300円 |
頒布方式 | 書き置き(印刷) |
詳細ページ | 姫路城の御城印|販売場所はどこ?いくらで買えるの? |
松江城の御城印
松江城は堀尾吉晴よって1616年に築城されたお城。
黒塗りの美しい天守は宍道湖や北堀川を利用した高い守備力と戦闘力を有した実戦本意の造りとなっています。
松江城の御城印は2種類販売中。
歴代城主の家紋がデザインされたものと堀尾氏の「分銅」紋に一枚一枚異なるメッセージが書かれたものがあります。
販売場所はぶらっと松江観光案内所と天守内受付の2ヶ所ですが、メッセージverはぶらっと松江観光案内所のみの販売となっているので注意して下さい。
販売場所 | ぶらっと松江観光案内所(2種類販売)、天守内受付(メッセージverは販売なし) |
料金 | 350円、500円(メッセージver) |
頒布方式 | 書き置き(印刷) |
詳細ページ | 松江城の御城印|販売場所はどこ?いくらで買えるの? |
まとめ|国宝5城の御城印を集めよう
国宝5城とその御城印を紹介してきました。
御城印は全部で200種以上あるため、収集するにはキリがなく、取り掛かるのが面倒に感じる方もいると思います。
そういう方はお近くのお城はもちろんですが、この国宝のお城から集めてみるのがおすすめです。
御城印は国宝のお城に行った記念になるのはもちろん、スタンプよりも格を感じられるので、ちょっとした自慢にもなりますよ。
御城印やお城に興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。
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